J乳幼児下痢の時の食事 |
【ポイント】初期に嘔吐を伴うことも多く、その際には、嘔吐を抑えることが必要・不可欠です。乳幼児では早めに医師の治療を受けてください。 【水分補給】赤ちゃんにとって理想的な補給水分として、乳幼児用の経口補液製品が市販されています。あらかじめ用意しておきましょう[アクアライトORS(和光堂)、OS-1(大塚製薬)、アクアサーナORS(森永)など]。ポカリシュエットなどスポーツ飲料は乳幼児には駄目です。また、100%リンゴジュース 720ml+食塩3g(小さじ1/2杯)+水(湯さまし)で1リットルにしたものでも構いません。 【食事療法】嘔吐が落ち着きしだい授乳を再開しましょう。1回量を抑えながら、3〜4時間毎にあげましょう。離乳食中の赤ちゃんでは、授乳で嘔吐が落ち着いていれば、野菜スープ、野菜かゆやおもゆから再開します。便の状態をみながらいつもの食事にもどしてください。 1週間以上下痢が続く時には、二次性の乳糖不耐症が合併してきますので、乳児では乳糖不耐症用ミルクに変えることも必要になります。小児科受診がよいでしょう。 |